母は来ずとも
生徒たちの出発ラッシュが始まりました。
この2ヶ月の間に数十人が出発する予定です。
まずは大阪へ向けて女性3人が出発。 大勢のクラスメイトが彼女たちの出発を祝いに空港へやってきました。 いつもは当然のように家族も集まります。ミャンマーの場合は大家族で暮らしているせいか、1人の出発に10人くらいの親族が見送ることは当然の風景。 出発ロビーにウチの生徒たちや家族との笑い声が響き渡ることも少なくありません。
でも、この日は一人の実習生の家族の見送りはなし。あまりにも故郷が遠すぎてヤンゴンに来ることができなかったのです。 寂しさ溢れるかとおもいきや、弊校のとある先生のお母さんが、その子のためにやってきました。
実は担任の先生が日頃から家に連れて行って、お母さんのごはんをごちそうしたりしていたので、家族ぐるみの付き合いだったのです。 まるで親子みたいな写真を残し、出国ゲートへと消えていきました。 3年間、頑張ってください!